入会のご案内

 

私たちは、死刑制度は今日の社会では刑事司法制度として許容されえない刑罰であるという認識の下、死刑制度廃止を理念として掲げ、その実現を目指しています。

死刑制度廃止の理念を共有していただける京都弁護士会の会員のみなさまには、是非とも、ご参加いただきたくお願いいたします。

 

 入会していただける方は、当会事務局長までご連絡ください。 

 

【会発足にあたっての代表からのメッセージ】 

2012年5月23日に開かれた結成総会において代表に選出された堀和幸です。

微力ながら、会のために全身全霊を捧げる所存ですので、宜しくお願い致します。

振り返ると、2011年度ほど京都弁護士会が「死刑」に関わった年度はありませんでした。

すなわち、京都弁護士会が主催した「憲法と人権を考える集い」のテーマは「『死刑』、いま、命にどう向き合うか」でした。

近畿弁護士会連合会人権擁護委員会主催の夏期研修会のテーマも「死刑を考える日」でした。

そして、日本弁護士連合会の人権擁護大会でも、「死刑廃止について全社会的議論を呼びかける」宣言が採択されました。

この様な状況の中で、2012年3月8日の京都弁護士会臨時総会において、理事者から「死刑制度の廃止を求める決議(案)」が提出されたのです。残念ながら、決議(案)は否決されました。

しかし、この間になされた、死刑廃止に向けた議論、活動はこのまま終わらせてはならないという京都弁護士会に所属する有志の弁護士が集まり、

「京都から死刑制度廃止をめざす弁護士の会」を結成したのです。 

刑事事件に関わり、「基本的人権の擁護」を使命とする弁護士こそ、死刑廃止運動の先頭に立たなければならないのではないでしょうか。

この意味で、弁護士のみにより、死刑廃止を目的とする団体が設立された意義は極めて大きいと思います。 

今後、更に多くの京都弁護士会会員が当会の会員になって頂きたく、宜しくお願い致します。